富士宮市議会 > 2014-10-08 >
10月08日-07号

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  1. 富士宮市議会 2014-10-08
    10月08日-07号


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    平成26年  9月 定例会(第3回)                    平 成 26 年                 富士宮市議会9月定例会会議録                     第 7 号                 平成26年10月8日(水曜日)                                       1 議事日程(第7号)              平成26年10月8日(水)午前9時00分 開議  日程第1 陳情第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書                                       (環境厚生委員会付託のもの)  日程第2 議第49号 富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基             準を定める条例制定について                                                  (環境厚生委員会付託のもの)  日程第3 議第50号 富士宮家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制             定について                                                          (環境厚生委員会付託のもの)  日程第4 議第51号 富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める             条例制定について                                                       (環境厚生委員会付託のもの)  日程第5 認第 1号 平成25年度富士宮歳入歳出決算認定について                                       (決算審査特別委員会付託のもの)  日程第6 認第 2号 平成25年度富士宮水道事業決算認定について                                       (決算審査特別委員会付託のもの)  日程第7 認第 3号 平成25年度富士宮病院事業決算認定について                                       (決算審査特別委員会付託のもの)  日程第8 議第63号 財産の取得について                         日程第9 議決第4号 地震財特法の延長に関する意見書の提出について            日程第10 議決第5号 手話言語法制定を求める意見書の提出について                                                  2 本日の会議に付した事件  議事日程(第7号)に同じ                                       3 出席議員(21名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      4番  野 本 貴 之 議員       5番  松 永 孝 男 議員      6番  小 松 快 造 議員       7番  佐 野 清 明 議員      8番  佐 野 寿 夫 議員       9番  稲 葉 晃 司 議員     10番  諏訪部 孝 敏 議員      11番  鈴 木   弘 議員     12番  望 月 芳 将 議員      13番  手 島 皓 二 議員     14番  佐 野 和 彦 議員      15番  諸 星 孝 子 議員     16番  佐 野 源 彦 議員      17番  遠 藤 英 明 議員     18番  望 月 光 雄 議員      19番  横 山 紘一郎 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  朝比奈 貞 郎 議員     22番  臼 井   進 議員                                       4 事務局職員出席者(3名)  事 務 局 長  齊 藤 俊 彦 君    事 務 次 長  遠 藤 睦 弘 君  主    査  服 部 直 也 君                                       5 説明のための出席者(19名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  総 務 部 長  望 月   斉 君    企 画 部 長  手 島 大 輔 君  企画部参事兼  田 畑 孝 城 君    企画部参事兼  平 野 正 之 君  未来企画課長               秘 書 課 長  財 政 部 長  芝 切 弘 孝 君    産業振興部長  堀 江 裕 之 君  環 境 部 長  石 川 久 典 君    保健福祉部長  内 藤   眞 君                       兼 福 祉事務                       所    長  都市整備部長  村 松   久 君    水 道 部 長  小 沢 政 基 君  防災監兼防災  秋 山 和 彦 君    消  防  長  佐 野 則 男 君  危機管理室長  市 立 病 院  大 畑 宏 之 君    行 政 課 長  深 澤 秀 人 君  事 務 部 長  財 政 課 長  芝 田 英 洋 君    教  育  長  池 谷 眞 德 君  教 育 次 長  矢 崎 正 文 君                                                                            午前9時00分開議 ○議長(望月光雄議員) 御起立願います。                  〔全員起立〕 ○議長(望月光雄議員) 礼。おはようございます。御着席願います。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長からお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきます。 本日報告いたします案件は、学校給食センター建替事業に係る国庫支出金の内定について及び台風第18号に係る被害状況等についての2件であります。 初めに、学校給食センター建替事業に係る国庫支出金の内定について報告させていただきます。本件事業につきましては、財源として予定していた学校施設環境改善交付金が本年4月に不採択となったため、工事着手を先送りにしておりました。このたび国の平成26年度当初予算における追加事業として事業採択の内定を受けましたので、報告するものであります。 今後につきましては、本年11月定例会におきまして、関連する補正予算の御審議をお願いし、速やかな工事着手に向けた準備を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、台風第18号に係る被害状況等について報告させていただきます。6日朝に浜松市付近に上陸し、県内を横断した台風第18号は、市内においても大きな被害をもたらしました。市役所の雨量計では、降り始めてからの総雨量は199ミリに上り、最大時間雨量60.5ミリを記録するなど、強い雨と風に見舞われました。 このような状況の中、私が最も心配したのは、土砂災害でありました。8月の広島県で発生した悲惨な土砂災害が頭をよぎる中、県及び気象台が発表した土砂災害警戒情報を受け、空振りをおそれず、市内の土砂災害警戒区域1万1,274世帯に対し避難勧告を出しました。結果的に人的被害が出なかったのは、市民の皆様が日ごろから防災対策に対して高い意識を持っていただいている結果であると考えています。今回被害があった箇所につきましては、一日も早い復旧に向けて対応してまいります。 なお、天気予報によりますと、台風第19号が、第18号と同様のコースをたどり、来週初めには静岡県に接近する可能性もありますので、市といたしましては、引き続き十分に注意して対応してまいります。 それでは、台風第18号に係る本市の対応、現在までに判明した被害状況等について、防災監から報告させますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(望月光雄議員) 防災監。 ◎防災監兼防災危機管理室長秋山和彦君) それでは、私から台風第18号に伴う本市の対応及び被害状況等について御報告を申し上げます。 まず、配備体制ですが、10月5日午後1時から、大雨警報等の発表はございませんでしたが、自主避難者という方々のために事前配備につきました。その後、台風が接近し、6日月曜日午前7時8分、土砂災害警戒情報が発表され、午前9時15分、富士宮災害警戒本部を設置いたしました。同時に市長から、土砂災害警戒区域44地区1万1,274世帯に対し避難勧告を発令をいたしました。避難所開設につきましては、市民文化会館市民体育館芝川公民館自主避難用の3施設及び指定避難所として20カ所を開設、合わせて23カ所開設をいたしました。 避難状況でございますが、自主避難者は3世帯5名、避難勧告に伴い、その後2世帯6人が避難をいたしました。 10月6日13時33分、台風が去り、晴れ間も見え、土砂災害警戒情報が解除されたところで、13時40分、避難勧告を解除いたしました。先ほどの避難者につきましては、11時15分に全員が帰宅をしております。 被害状況でございます。人的被害はございませんでした。議員の皆様には6日の夕方に送付させていただいたところから、昨日10月7日の午後5時ということで、被害が拡大している、あるいは判明しているところがありますので、それを含めて御報告をただいまから項目ごとにさせていただきます。 建物被害床下浸水、城北町ほか3件、雨漏り、市役所本庁舎ほか14施設。道路被害路肩崩壊、内房44号ほか2カ所、通行どめ、羽鮒・妙行寺付近ほか10カ所、土砂流出、羽鮒・妙行寺ほか11カ所。橋梁被害、落橋、内房・落合前橋ほか1カ所。水道被害水道管破裂等、内房・落合前橋付近水道管ほか1カ所。そのほかは、冠水として城山公園駐車場ほか4件、土砂崩れ、羽鮒・妙行寺付近5カ所、河川の土砂流出、羽行沢川ほか19カ所、車両浸水1件でございます。 最後に、中電の電線が切れたことによりまして、大晦日の民家1軒、それから我々の持っている大晦日中継局が現在停電しておりまして、復旧作業中でございます。これらの復旧につきましては、それぞれの関係部局で対応しております。 今回の台風では、幸いにも人的被害はございませんでしたが、被害箇所につきましては復旧を急ぎ、来週初めにはまた台風第19号の接近が予想されていますので、事前の準備を怠りなく行い、市民の皆様の安全安心のため、避難につきましても空振りをおそれず、万全を期したいと考えております。 私からの報告は以上です。 ○議長(望月光雄議員) この際、市長の行政報告に対する質疑がありましたら、これを許します。 質疑の方法としては、議事の運営上、1件ずつ許してまいります。 初めに、学校給食センター建替事業に係る国庫支出金の内定について御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 今回補正予算でということですので、その工事の完成見通しが、最初は1年先送りにということになりましたけれども、その予定については今後どういうふうに進んでいくのかということを確認をさせていただきます。 ○議長(望月光雄議員) 教育次長。 ◎教育次長矢崎正文君) 工事のスケジュールでございますけれども、変更はございません。平成29年4月オープンを目指してこれからも進めていきたいと。工期短縮というよりも、これから補正をとらせていただいて、それから入札等の手続を踏んでいきますので、工事着工が早くても来年という形になりますので、どうしても短縮できない状況なものですから、多少余裕はできますけれども、平成29年4月のオープンという形で考えております。 ○議長(望月光雄議員) 17番 遠藤英明議員。 ◆17番(遠藤英明議員) 補助金については、先ごろ示されたプレミアムがついた補助金になるのか、それとも平成26年度の当初予算の補助金になるのか、そこらをお伺いしたいのですが。 ○議長(望月光雄議員) 教育次長。 ◎教育次長矢崎正文君) 新しい金額での査定というふうに伺っていますので、平成26年度当初の金額よりも大分上がってくるというふうに考えております。 ○議長(望月光雄議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、台風第18号に係る被害状況等について御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 台風災害への対応、皆さん大変だったと思いますけれども、人的被害が出なかったことについては本当に幸いだったなというふうに思います。 そこで、一つ確認をさせていただきますが、先ほどいただいた報告書の中で、県が出す土砂災害警戒情報の発表が午前7時8分、それで富士宮市が災害警戒本部を設置して避難勧告を発令したのが午前9時15分ということで、この間2時間7分あるのですけれども、その一方で県が解除してから市が解除するまでは7分と、こちらは速やかに解除されたのですが、県の発表する警戒情報に対してもう少し速やかに市が避難勧告を発令できなかったのか。この間、2時間7分時間を要していたわけですが、その辺の経過についてお知らせいただけたらと思います。 ○議長(望月光雄議員) 防災監。 ◎防災監兼防災危機管理室長秋山和彦君) 対象地域が44地区ございまして、あとは避難所の開設、これが小学校がたまたま代休になっていたとか、いろいろございまして、とにかく避難勧告をするときには避難所の開設の準備が終わっていないと住民の方が戸惑うということもございまして、若干その辺に時間がかかってしまったということでございます。 あらかじめ台風の進路とかがございますので、確かに速やかな対応というのは若干言えないのかなとも思いますので、それらを教訓に、避難勧告についても準備を速やかにして、土砂災害警戒情報が出て、速やかに勧告も行えるように今後も努力していきたいと思います。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 5番 松永孝男議員
    ◆5番(松永孝男議員) 大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 今、市で実際に通行どめになっている道というのがあるのか。もしあるとしましたら、復旧というのは大体いつごろになるのか、そこをお伺いします。 ○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長村松久君) 通行どめになっている箇所は、内房地区で3カ所ございます。今も鋭意道路に流出した土砂については撤去しておるものですから、もう少し少なくなる予定でございます。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 15番 諸星議員。 ◆15番(諸星孝子議員) 毎回台風のときには道路課、それから河川課中心になって、防災危機管理室も、本当に皆さん細かな対処と、それから時間をかけてやってくださって、ありがとうございます。 あと橋梁の落橋とか、あとは流木によって自宅の敷地ですとか被害に遭った職員もいると聞いておりますが、その辺はどうしても公休という形ではなくて自分で処理をして休暇をもらうということになるのでしょうか。すみません。その辺、お伺いします。 ○議長(望月光雄議員) 総務部長。 ◎総務部長望月斉君) 職員の中に何か被害があったということでしょうか。職員の田んぼか何かに土砂が入ったとか、そんな話は聞いていますけれども、家とかに被害があったということは聞いておりません。                〔「田んぼ」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部長望月斉君) 田んぼですか。その件だとしますと、やはり休暇とっていただいてやるしかないような気がいたします。             〔「やるとかじゃなくて」と呼ぶ者あり〕 ◎総務部長望月斉君) 市でもやれる範囲は応援したいというふうに思っております。 ○議長(望月光雄議員) 19番 横山紘一郎議員。 ◆19番(横山紘一郎議員) 稲瀬川の2橋が流失したというふうになっておりますけれども、この橋については橋梁の危険箇所の部類に入っていなかったのかどうか。それから、流木等の流出によって橋脚あるいは両端の土砂が流されたということが原因なのか。その辺はいかがでしょうか。 ○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長村松久君) この2橋につきましては、長寿命化の関係で今年度調査には入っておりました。被災原因としましては、向島橋という比較的上流の橋ですけれども、これについては護岸、それから橋台もろとも流失したような形でございます。それから、落合前橋という内房小学校の奥の橋につきましては、4径間で真ん中にピアがあるのですけれども、そちらのほうに物がつかえたという部分と、もう一つは水量が多くてオーバーしたという部分で、中央の2径間分が床版とピアが飛んだという形でございます。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 16番 佐野源彦議員。 ◆16番(佐野源彦議員) 当局、本当に大変御苦労さまでございました。私からは要望を1点と確認を1点させていただきたいと思います。 今回、どうしてもこういった災害という部分になりますと都市整備部に集中しまして、今回機構改革でこうなったかどうかわかりませんけれども、スタッフがちょっと不足しているなということを感じました。特に私、芝川全域回らせていただきまして、被害が多かったものですから、被害があったところで電話しても、1時間たっても連絡がないと、反応が遅いというお叱りも受けましたけれども、私その場では連絡とってすぐ来るようにしますよという話をさせていただきましたけれども、どうしても河川課、農政の部分においても全部河川のほうに担当が行ってしまうという部分が実際にありまして、今後こういった災害が起こる確率高いものですから、もうちょっと各部署に人員を、もしこののままでやるのであれば、人員スタッフを増やしたほうがいいのではないかなということを感じました。 それともう一点、今回の災害において、地区担当職員の対応はどうだったのか。その2点、お伺いします。 ○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長村松久君) 河川の仕事につきましては、農業用水から普通河川管理等に至るまで、メンバーとしては10名ということで、なかなか大変な部分もございますけれども、こういう場合には部で、道路課、河川課が比較的忙しいのですけれども、ほかの課が暇というわけではないのですけれども、それぞれの担当ございますけれども、5課分ございますので、そちらのほうで応援を出して、部で対応するという考え方を持っておりますので。ただ、一番ピークのころには電話もなかなかつながらないというような状況、それから現場に行くにもいろんなところが通行どめであったということも事実でございますので、時間がかかったということもありますので、いろんな部分の情報をキャッチしながらそういう対応をしたい。人的には部で対応しているということでお願いいたします。 ○議長(望月光雄議員) 防災監。 ◎防災監兼防災危機管理室長秋山和彦君) 地区担当職員の配置につきましては、自主避難所3カ所、それから指定避難所43のうち20カ所が土砂災害警戒区域に該当するということで、合わせて23カ所に全て所属する地区担当職員を配置いたしました。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 今度の台風の被害につきましては、非常に細かい箇所がかなりやられておりまして、数多い被害だなというふうに認識しております。私も朝早く庁舎のほうへ駆けつけまして、そして防災監といろんな連絡をとりまして対応しておったわけですけれども、その中で防災危機管理室防災危機管理室でもっていろんな各地域の状況を情報収集しておりましたが、その隣では消防団団本部の役員が全部詰めまして、そして市内全域には消防団が、各消防団の範囲を全部見回りいたしまして、そしてその被害状況を逐一団本部のほうへと無線でもって連絡しておりまして、そして手数の足りないところ、余っているところ、それをうまく調整しながら、しっかりと災害の箇所を、状況をこちらへ連絡していただく、あるいは手の足りないところ、例えばダイナ橋のところの風岡塗装さんのところなんか土石流が入ってきまして、私も現場へ見に行ってきましたが、そういうところはみんなスコップで水を排除したり砂利を取ったりしてやっておりました。そんなことで、市役所の職員増やせばそれにこしたことはありませんけれども、やっぱりそれなりのいつもの、計画を立てて、行政改革をしながら、しっかりと職員配置をしているというような状況であります。 今回も、非常にこれだけの災害の箇所があったにもかかわらず、次の次の日にこうして報告ができるというのは、いかに現場の職員が、担当者が一生懸命頑張ったかということで、私としては褒めてやりたいなと、こんなふうに思っています。 以上であります。 ○議長(望月光雄議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 災害の復旧、大変お疲れさまでございます。2点ほどお伺いいたします。 まず、同報無線のことについてなのですけれども、その警報が鳴ったときに、大雨で家にいて聞こえないという話も数件私の耳に入りました。そういったときの対策等ですね。 もう一つは、台風第19号が同じコースをたどりそうな雰囲気でございますけれども、台風第18号で地盤が緩んできて、被害想定といいますか、台風第19号が来たときの被害想定というのはどのようになっているのかお伺いいたします。 ○議長(望月光雄議員) 防災監。 ◎防災監兼防災危機管理室長秋山和彦君) 最初に、同報無線についてお知らせします。土砂災害警戒情報が出たときに、消防庁のほうからJアラートということでその発表がされましたけれども、なるべく、我々のほうで今まだ防災ラジオというのがございますので、防災ラジオの購入を進めております。それから、福祉のほうで寄附金でいただいた、条件はございますけれども、無償でひとり暮らしの高齢者の方という対応もございますので、できれば防災ラジオの購入、それから携帯のメールも、メール配信で確実にいくという2つのことがございまして、確かに議員さんがおっしゃるように、聞こえないというものはあるかと思います。 ただ、防災ラジオの普及がかなり進みまして、いろいろの同報無線流れますけれども、そのときには一斉に、今何言ったのだという、聞こえないという電話がかなり過去にはございました。でも、最近では、先ほど言ったように防災ラジオとメールの普及によりまして、そういう問い合わせの電話が相当減ったなというのは感じます。ただ、もちろんそういうことで大雨でふだん聞こえているところも聞こえないという状況になった場合もございますので、できれば防災ラジオあるいは携帯メール配信、これらの利用を進めていきたいと、そのように思います。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長村松久君) 実際に被害想定というのはなかなか難しいと思います。ただ、難しいからといって手をこまねいていてもなかなかあれなものですから、今回の台風第18号で道路の路肩ののり面が崩壊した箇所が、大きい箇所が6カ所ございます。そういう部分につきましては、今週末まで対応はできませんので、それについてはブルーシート等で覆うことにより、これ以上の増破がないことを対応、そういう対応をしたい。それからあと水路の流木、それから土砂等の混入につきましては、この1週間でできる限り撤去するという、これ以上の同じようなものがあっても起きないようなものを考えたいなと考えております。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 10番 諏訪部議員。 ◆10番(諏訪部孝敏議員) 早朝の指定避難所の開設、本当に御苦労さまでした。一つちょっと気になったのは、星山1区の地区なのです、急傾斜地のところの避難場所が星陵高校の体育館になっているわけなのですが、万が一星山放水路の橋が倒壊した場合渡れないよというような話もございました。そして、土砂災害のおそれのある所を通って星陵高校まで行くというのも一つ危険ではないかなということで、その辺の避難場所の見直しとかが必要ではないかなと私は思うのですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(望月光雄議員) 防災監。 ◎防災監兼防災危機管理室長秋山和彦君) 星山1区が星陵高校になっております。各地そういう危険性のある場所を通らなければというところは若干指摘はございます。それで、うまくそこに、最寄りのところで公共施設があれば本当にそれでこしたことはないのですが、なかなか難しい面もございます。ただ、我々が決めたここだというのは絶対的なものではもちろんございませんので、そういう状況によって、こういう場合にはこういうふうにということで臨機応変に対応して、市民の方もいただくことも重要ですが、我々としてもそういった現状を踏まえて、この地区は星陵ですが、こちらの地区は違うところだよというふうに、その辺の改善は考えていきたいなと、そのように思います。 ○議長(望月光雄議員) 諏訪部議員。 ◆10番(諏訪部孝敏議員) ちなみに、星陵高校の体育館には避難者ゼロでした。ぜひその辺の改善をよろしくお願いいたします。 ○議長(望月光雄議員) 都市整備部長。 ◎都市整備部長村松久君) すみません。先ほど松永議員の通行どめのところで誤解をしまして、3路線が通行どめという形でお答えさせていただきましたけれども、今日現在11カ所ございます。これは、このうち道路に流出している部分で、そのうちの8路線については今日明日中には通行どめが解除される。残りの3路線については、路肩が大きく崩壊している部分なもので、通告どめが長くちょっとかかるかなと考えております。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 他に御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 △日程第1 陳情第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書 ○議長(望月光雄議員) これより日程に基づき、日程第1 陳情第3号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書を議題とします。 本件は、去る9月16日の本会議において、環境厚生委員会に審査を付託した案件です。 これより環境厚生委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。環境厚生委員会委員長。               〔10番 諏訪部孝敏議員 登壇〕 ◆10番(諏訪部孝敏議員) それでは、環境厚生委員会委員長報告をいたします。 9月16日の本会議において当委員会に審査を付託されました陳情第3号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書について、審査の経緯、結果を御報告いたします。 当委員会は、陳情第3号の審査を行うため、10月1日に全員協議会室において、委員全員出席のもと、番外議員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 委員から質疑、意見等を求めたところ、委員から、大変勉強不足であったと感じている。多くの人に情報を伝えるときに手話通訳がついているのが一般常識になっているが、実際は法的に何も担保がなかった。全国でも、また県内でも、各議会が意見書を採択している。当議会としてもぜひ採択すべきだろうと考えるとの意見がありました。 また、他の委員から、コミュニケーションをとるために手話は絶対に必要と思う。今回の陳情をしっかり採択し、国に大きな声を上げていくことは重要だと思うとの意見がありました。 また、他の委員から、手話通訳は年間どのくらい派遣しているのか。また、派遣料金は幾らかとの質疑に対して、当局から、手話通訳の派遣については、年間50日以上は出ていると思う。派遣料金については、1時間2,080円で支給しているとの答弁がありました。 また、他の委員から、手話通訳者の労働条件を高めていくことも、この法律ができることで進めばいいと思う。市内に手話通訳のできる人が何人ぐらいいるのか、登録制度はあるのかとの質疑に対して、当局から、県の講習を受け登録する制度がある。現在富士宮市では4名登録している。手話については、障がい者の特性理解を主な目的として毎年講習会を行っており、30名ほど参加しているとの答弁がありました。 その他、多数の質疑がありました。 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、本陳情については採択すべきものと決定しました。 以上が当委員会に付託されました陳情第3号の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(望月光雄議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより陳情第3号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより陳情第3号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書を採決します。 本件に対する委員長の報告は採択すべきものです。 陳情第3号は、採択することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第3号手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書は採択することに決定しました。 △日程第2 議第49号 富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定について △日程第3 議第50号 富士宮家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について △日程第4 議第51号 富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について ○議長(望月光雄議員) 次に、日程第2 議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定についてから日程第4 議第51号富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定についてまで、3件を一括議題とします。 本一括3件は、去る9月18日の本会議において、環境厚生委員会に審査を付託した案件です。 これより環境厚生委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。環境厚生委員会委員長。               〔10番 諏訪部孝敏議員 登壇〕 ◆10番(諏訪部孝敏議員) それでは、環境厚生委員会委員長報告をいたします。 9月18日の本会議において当委員会に審査を付託されました議第49号から議第51号までの一括3件の審査の経緯、結果を御報告いたします。 当委員会は、議第49号から議第51号までの3件の審査を行うため、10月1日に全員協議会室において、委員全員出席のもと、番外委員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 初めに、議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定について御報告いたします。 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の趣旨等の説明がありました。 続いて総括的な質疑に入り、委員から、参酌すべき基準、従うべき基準等ある中で、国の定めている基準に対して市が独自に定めることができるが、今回、国と同様の基準を示してきた理由は何か。あえて重要な部分も規則で定めている理由は何か。重要なところに関してはぜひ条例として定めてもらいたかったがどう考えるのかとの質疑に対して、当局から、富士宮市としては、国で定めた基準については従うべきという基本的な考えを持っている。また、市町によってつくり方がいろいろあり、国で定めた基準を全て条例化したところもある。県下の各市を参考にこういう構成をしたとの答弁がありました。 続いて、逐条ごとの質疑に入り、委員から、第4条、委任について、規則第20条で職員の勤務の体制を定めておかなければならないが、公立保育園以外のところも市が勤務体制について情報を得ていく形がとれるのかとの質疑に対して、当局から、職員の配置については、職員配置表等を取り寄せ、市が責任を持って管理していくとの答弁がありました。 その他、多数の質疑がありました。 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議第50号富士宮家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について御報告いたします。 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の趣旨等の説明がありました。 続いて、総括的な質疑、逐条ごとの質疑に入り、委員から、第3条において、規則の中で職員は、特に資格要件はないが、できる限り児童福祉事業の理論及び実際について訓練を受けたものでなければならないとある。また、全国的に小規模のところで子どもの事故が起きやすい状況がある。同じ保育を受ける中で、どのように考えるか。また、研修にかかる費用は誰が持つのかとの質疑に対して、当局から、職員の資格については、保育士資格の必要はないが、家庭的保育事業者として、市や県が実施する保育に関する研修を受け、その理解度について確認したものとなっている。これから研修については、県と話し合いながら進めていきたい。公的な研修であれば公費の中でやっていきたいとの答弁がありました。 また、第5条において、退職者の秘密保持について、公務員は退職後も当然秘密保持の義務があるが、家庭的保育事業は民間であり、退職後の職員の秘密保持の対応について伺いたいとの質疑に対し、当局から、秘密保持の厳守については、基本的に公務員と一緒の扱いを考えている。退職する際に、誓約書を出してもらうという形を考えているとの答弁がありました。 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議第51号富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について御報告いたします。 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の趣旨等の説明がありました。 続いて、逐条ごとの質疑に入り、委員から、専用区画の面積は、児童1人につきおおむね1.65平方メートル以上とするとあるが、今の保育園の乳児と同じ広さで、児童と乳児を比べたときに、1.65という数字でいいのか。1.65平方メートル未満の施設はどのくらいあるのか把握しているかとの質疑に対して、当局から、1.65平方メートルは、あくまでも参酌すべき基準の中で最低基準であり、それを向上させる義務が事業者にある。事業者と話し合い、クリアしていきたい。25施設のうち、半数以上は1.65平方メートルをクリアしている。広さというのは大事な要因なので、十分配慮していきたいとの答弁がありました。 また、1つのグループの単位を子ども40人以下とするとあるが、40人を超えている施設はどのぐらいあるのか。40人を超えた場合、グループを分割化していく必要があるが、どのように各施設に指導していくのかとの質疑に対して、当局から、25クラブの中の半数以上は40人を超えている。新しい制度の中では、40人を超えた場合、パーティションで区切ることで支援の単位を分けることは差し支えないとなっているので、そのように対応を指導したい。また、詳細については、施設の面積など実際の状況を見ながら個別に対応していきたいとの答弁がありました。 また、その他、多数の質疑がありました。 その後、質疑を終結し、討論に入り、賛成討論では委員から、放課後児童クラブというものが条例化され、整備計画を持つことで子どもたちを取り巻く環境がよりよい方向へ進んでいくことを期待しているとの賛成討論があり、採決した結果、出席全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が当委員会に付託されました議第49号から議第51号までの審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(望月光雄議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより議第49号に対する討論に入ります。 初めに、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により、2番 若林志津子議員の発言を許します。2番 若林志津子議員。               〔2番 若林志津子議員 登壇〕 ◆2番(若林志津子議員) 議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定について、日本共産党議員団を代表いたしまして賛成討論を行います。 今回の条例は、子ども・子育て関連3法に基づくもので、子ども・子育て支援新制度は、これまでの保育所、幼稚園の制度を根底から改変するものです。新制度は、保育の市場化を目指した保育制度改革をベースにしたもので、民主党政権下でこれに幼稚園との一体化のこども園が加わり、さらに教育制度改革など、政治的な思惑が絡み合った結果、非常に複雑なものになっています。 新制度の最大の特徴は、これまで市町村の責任によって保育を提供する現物給付の制度を改め、利用者と事業者の直接契約を基点にする現金給付の仕組みとなったことです。市町村は保育の契約に介入することはできないため、市町村の責任が後退し、保育の市場化に道が開かれることとなります。 さらに、保育園、幼稚園、認定こども園、小規模保育、家庭的保育、事業所内保育、居宅訪問型保育など、定員規模、保育者の資格要件、施設など保育に格差が持ち込まれました。 当初は削除される予定だった市町村の保育実施責任である児童福祉法第24条第1項が、全国の保育者、保護者の運動で残されることになり、市町村責任の所在が異なる施設、事業が併存するという問題が残りました。 当市は、公立保育園は現状のままとのことで、今まで無認可で行っていた託児所などが新たに小規模保育、家庭的保育、事業所内保育の認可園となることと、学童保育の条例が加えられたことが主な変更点です。 そこで、富士宮市の家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定を含め、次の点の実施を求めたいと思います。 1つ、基準については国基準に沿っていますが、保育資格要件、保育資格者の割合などは、全ての事業で保育資格者とすること。 2つ、保育料の軽減措置については、保育所以外の施設、事業でも行う。 3つ、障がい児保育や乳児保育の保育士の加配、民間施設への補助など予算の確保を。 4つ、学童保育の1人当たりの面積を1.65平米より広くする。 環境厚生委員会で当局の答弁でも、「今後検討します」とございました。私たちは「悪法も法なり」ということで今回賛成討論をしたわけですが、富士宮市の保育をよりよくする立場でぜひ取り組んでいただきたいと思います。 以上述べまして、議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定についての賛成討論といたします。 ○議長(望月光雄議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。4番 野本貴之議員。               〔4番 野本貴之議員 登壇〕 ◆4番(野本貴之議員) 議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 まずもって、本条例におきまして、今賛成討論でございましたけれども、平成27年4月スタート、子ども・子育て支援法に基づく関連条例でございまして、私の賛成討論は、中身については議第49号、50号、51号に関係してまいります。 本条例の特徴といたしまして、これまで国が定めていた基準を条例により定めることができると、そしてそれぞれの基準に対して従うべき、参酌すべきと定められ、地域の実情に合う形であれば、追加、加筆が可能な内容となっております。これまで一律に国で定められていたものが条例で定めることができるというのは、議会の関与を認められた、つまり市民の声や施設側、利用者側の声が反映されやすい環境を整えるという状況でございます。もちろんこの中身について、国の建前論、本音の部分は別であるということは十分に理解をしておりますが、条例で定めるということの意義をぜひ酌んでいただければと思います。 本条例の内容を見ますと、国で示された内容がほぼそのままであり、市の独自性が余り見当たりませんが、今後のスケジュール等を考えると、検討する時間が少なく、やむを得ないものだと理解はしておりますが、本条例のかなめとも言える第4条、運用を定める基準について、議会が関与できない規則に全て委任をされている点については、大変私は不十分であり甚だ残念であると思っております。 この点につきまして委員会で質疑をさせていただきましたが、先ほどの委員長報告でもございましたけれども、近隣市町を参考に一般論を条例に、運用基準を、規則自体は詳細な点が多いということで、規則で定めたという答弁でございました。 しかしながら、今回の条例において、各運用基準を条例で定めるという意味は大変大きなものでございまして、その点についてぜひ条例で規定をするということを検討していただければよかったなと思っております。 といいますのも、今後の国の動きによって、国の定める基準が引き上げられたり、または引き下げられたりする可能性がある中で、運用基準を条例で担保しておく、つまり議会の関与を担保しておくことが保育の質を守ることにつながりますし、維持拡充の可能性が担保されることにつながってまいります。 そういう意味におきまして、私はこの基準について、本来は条例で定めておくべきだったということを強く思っておりますし、行政当局の規則によって規定されるべきではないと思っているところでありますので、条例については甚だ不十分であると思っておりますけれども、平成27年4月、新システムがスタートする中で、スケジュールは大変タイトであり、間に合わせる必要があることから、賛成とさせていただきます。 なお、関係部局及び市当局におかれましては、このタイトなスケジュールの中、さまざまに苦労され、諸事情があるかと思いますが、円滑な新システムスタートと、保育そして幼児教育の質の向上と拡充を目指し、規則の運用においては、市民、議会の声を十分に参酌して運用していただくことを要望し、賛成討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 次に、議第50号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 次に、議第51号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第49号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議第49号富士宮特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第50号富士宮家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第50号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議第50号富士宮家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第51号富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第51号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議第51号富士宮放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例制定については、原案のとおり可決されました。 △日程第5 認第1号 平成25年度富士宮歳入歳出決算認定について △日程第6 認第2号 平成25年度富士宮水道事業決算認定について △日程第7 認第3号 平成25年度富士宮病院事業決算認定について ○議長(望月光雄議員) 次に、日程第5 認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定についてから日程第7 認第3号平成25年度富士宮病院事業決算認定についてまで、3件を一括議題とします。 本一括3件は、去る9月16日の本会議において、決算審査特別委員会に審査を付託した案件です。 これより決算審査特別委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。決算審査特別委員会委員長。              〔5番 松永孝男議員 登壇〕 ◆5番(松永孝男議員) 決算審査特別委員会委員長報告をします。 9月16日の本会議において、当特別委員会に審査を付託されました認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定についてから認第3号平成25年度富士宮病院事業決算認定についてまで、一括3議案について審査の経緯、結果を御報告します。 当特別委員会は、認第1号から認第3号まで一括3議案の審査を行うため、9月29日及び9月30日の2日間にわたり、市議会議場において委員全員出席のもと、当局から市長、副市長、教育長、病院長を初め関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 各委員からは、非常に活発な質疑、意見が交わされるとともに要望等も多く出されましたが、特別委員会において御了承いただきましたとおり、会議録を正確に取りまとめ、保存しますので、経過報告については省略させていただきます。 結果としましては、認第1号は、質疑、討論の後、起立により採決した結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決定しました。 次に、認第2号及び認第3号の2議案は、いずれも質疑の後、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決定しました。 以上が当特別委員会に審査を付託されました認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定についてから認第3号平成25年度富士宮病院事業決算認定についてまで、一括3議案の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(望月光雄議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより認第1号に対する討論に入ります。初めに、反対討論を許します。 発言通告順により、2番 若林志津子議員の発言を許します。2番 若林志津子議員。               〔2番 若林志津子議員 登壇〕 ◆2番(若林志津子議員) 認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定について、日本共産党議員団を代表いたしまして反対討論を行います。 反対の理由は1点だけです。(仮称)歴史館建設調査等委託料についてです。この事業は、富士宮市の最上位計画である富士宮市第4次総合計画に記載がなく、世界文化遺産登録をきっかけとして、須藤市長の浅間大社を中心としたまちづくりを行いたいとの強い思いによるものです。当初、観光施設なのか博物館なのかということが、当局の検討が十分でないままスタートしました。途中で博物館法にのっとった施設と方向が定まりましたが、議会に示された調査結果は、博物館として成り立つという確固たるものではありませんでした。また、世界遺産センターは、せせらぎ広場周辺に建設が決まりましたが、内部にどのようなものが展示されるのかも決定していません。同じような建物が2つできるのではとの懸念もございます。 また、平成26年度の予算審議では、(仮称)歴史館建設基本構想を含む3つの事業に、議員全員の賛同を得て「事業の中止を含む検討を」との附帯決議がつきました。それを市長は真摯に受けとめ、今定例会の補正予算では3つの事業を削除し、取りやめるとの意思を示していただきました。結果として、この調査委託料は無駄であったと言わざるを得ません。 安倍政権のもと、「デフレからの脱却」、「アベノミクス」などという目新しい言葉で、日本経済を立て直そうとしています。また、「地方創生」という言葉で新たな省庁もつくられました。しかし、実態はどうでしょうか。中小企業の方は、アベノミクスの効果を感じることがなく、相変わらずの円安で物価が上がり、経営の苦しさは変わりありません。労働者の賃金は上がらず、その上に消費税増税、年金切り下げ、医療費の負担増と、幾ら言葉だけ言い繕っても、一部の大企業、一部の株主だけが豊かになったことを国民は実感しています。 地方創生に至っては、介護保険制度のもとで離島や山間部では制度の恩恵を受けられないことや、仕事がなく大都会に労働者が集中するということが起こり、日本中どこにいても同じ福祉が受けられたナショナルミニマムを壊し、地方では暮らせない仕組みをつくりながら、今さら地方創生とは言葉遊びそのもので、明らかに道州制を見据えたものとの思いしかございません。 今後の経済も見通しがつかない中、市民は「少しの無駄もなくしてほしい」との思いは当然のことです。行政に携わる当局、市民の思いを代弁する議員は、その思いを忘れてはなりません。 それらを述べまして、認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定についての反対討論といたします。 ○議長(望月光雄議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により、13番 手島皓二議員の発言を許します。13番 手島皓二議員。               〔13番 手島皓二議員 登壇〕 ◆13番(手島皓二議員) 富岳会を代表して、平成25年度決算に対して賛成討論をいたします。 今回の討論は、当該決算に対して総括的な立場から行いたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。 第1点は、細かな事業についての評価は避けますが、施政方針に示された市長が描く「環境・医療・福祉の充実した安心安全なまちづくり」の観点から、特に福祉や医療、次の世代を担う子どもへの配慮をした市民生活向上を目指した予算が執行された点を評価したいと思います。 さらに、市長の「五つの思い」に基づいた施策が順次実行された点についても評価をしたいと思います。 世界文化遺産の登録は画期的な出来事ではありましたが、今後はコア施設周辺の整備だけに目を向けるのではなく、同時に富士山文化の普及・教育にもさらに力を入れていただくことを要望しておきたいと思います。 第2点は、史上最大の予算規模になったにもかかわらず、財政諸指標を見ても財政全体がおおむね健全な状態で運営された点を評価をいたします。これにあわせて、今後も市政運営の基本である健全な財政運営に引き続き注意を払っていただくことを要望しておきたいと思います。 平成25年度の施政方針の中でも、「今後も厳しい財政状況が続く中で、めり張りのある財政運営を行う」、さらに「財政が安定した自立したまちづくりを目指す」とされていました。その結果、市長も、「健全財政は維持できた」とおっしゃっておられます。 諸指標の中で基本になるのは、やはり財政力指数であると考えます。市の指数自体は、この5年間を見ても改善されているとは言えませんが、0.9前後で推移している状態で、悪化というほどでもありません。しかし、財政収入面では、平成25年度で約24億円あった交付税のうち6億9,000万あった合併の算定替えによる交付金措置は、来年度からは減額されて、5年後の平成32年度にはゼロになる要件も頭に入れておく必要があると考えます。 財政自立の目安である財政力指数1.0に達しても、国からは何らの評価もない仕組み制度になっております。むしろ1.0に達した自治体は地方交付税不交付団体になるというまことに変な制度になっております。 国のほうを見ても、消費税を増税しても国の財政が改善する見込みは現状ではないと思います。病状の悪化を多少抑える程度であると考えます。一方で、福祉社会を目指せば目指すほど地方の負担は増えるばかりという状況になると考えます。「景気が多少よくなり」と言うと、それは違う、誤解だという反論があるかもしれませんが、少なくとも3年前までのようにデフレから抜け出せないで四苦八苦をしていた状態に比べて、現状はよくなっていると言えると考えます。 税収の伸びも期待できるこの時期を逃すことなく、入るほうと出るほうのバランスをぜひ守っていただきたい。できれば、また訪れるであろう財政の冬の時代、季節に備えて、少しでも繰越金として積み立てていくことを要望して、賛成討論とします。 賛成の第3点は、予算措置あるいは予算執行にかかわる当局と議会との協議についての評価であります。まだ事業計画中あるいは調査中ではありましたが、学校給食センターは実質的に予算削減を伴う計画の見直しが提示される一方、(仮称)歴史館建設については年度をまたぐことになりましたが、基本構想の策定が取りやめとなりました。市長の言う「市議会との議論」を十分に重ねた上で市政に当たられることを評価したいと思います。 そうした意味で、今後の事業計画、予算編成、その審議のあり方に今回は一石を投じることになった点を評価したいと考え、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(望月光雄議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により、17番 遠藤英明議員の発言を許します。17番 遠藤英明議員。               〔17番 遠藤英明議員 登壇〕 ◆17番(遠藤英明議員) 認第1号平成25年度富士宮市歳入歳出決算について、賛成の立場から、政経会、公明会、無会派、玲峰会を代表して討論を行います。 平成25年度は日本国経済、前年の12月に政権再編成になりまして、安倍内閣が誕生いたしました。これを受けて安倍内閣は、アベノミクスによる日本経済大改革を断行したわけです。すなわち財政緩和、財政出動、それから成長戦略等、大胆な改革により日本経済を長いデフレから脱却する年にした功績は大だと思います。 富士宮市においても、平成25年、いよいよ真水の須藤カラーを打ち出す年でもありました。歳入においては、法人市民税は多少落ち込みがあったわけでございますが、個人市民税、たばこ税、その他の財源によって収入済み金額は425億5,000万円という過去にない実績を残したのであります。これは大いに評価できると思います。そしてさらに、自主財源、これが63%近い実績を残したのであります。これらも大いに評価できると思います。 そして、歳出については、増大する社会保障費、これらを勘案しますと、義務的経費がかなり削減されるのではないかと予想されましたが、これも覆して義務的経費、経常的経費、投資的経費、これらもバランスとれた経費を計上することができました。そしてさらに、これらを富士宮駅前交流センター、そして富士根保育園改築工事、そして療育支援センター建設、これらの財源も特定財源、それから臨時財政対策債を充てまして、将来に負担のないような市税の増税なく完成することは大いに評価されるべきだと思います。 須藤市政において、平成25年度は「五つの思い」、当初掲げた「五つの思い」、詳細はともかく、大宗においてほぼ満足のできる市政運営でなかったかと思いますが、いかがだったでしょうか。今やらなければならない事業に対して積極的に取り組み、健全財政、それからその他の財政についても、いろいろな面でもこれは評価できると思います。すなわち須藤市政は、平成25年、26年、27年度と予算編成をするわけでございますが、これらについても輝ける地方都市ということで、平成27年度のこれから始まる予算編成には期待できるかと思います。 やがて始まる平成27年度の予算も、平成25年度の予算を、ぜひこの良好な決算を参考にしていただき、小さくても輝く都市にできる予算を編成していただければと、大いに期待するところでございます。 以上をもちまして、認第1号は賛成すべきものと、議員皆様の賛同をよろしくお願い申し上げまして、賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(望月光雄議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 次に、認第2号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 次に、認第3号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 この際、10分間休憩します。                                     午前10時18分休憩                                                                            午前10時28分開議 ○議長(望月光雄議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は認定すべきものです。 認第1号は、原案のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(望月光雄議員) 起立多数です。よって、認第1号平成25年度富士宮歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認第2号平成25年度富士宮水道事業決算認定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は認定すべきものです。 認第2号は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、認第2号平成25年度富士宮水道事業決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認第3号平成25年度富士宮病院事業決算認定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は認定すべきものです。 認第3号は、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、認第3号平成25年度富士宮病院事業決算認定については、原案のとおり認定されました。 △日程第8 議第63号 財産の取得について ○議長(望月光雄議員) 次に、日程第8 議第63号財産の取得についてを議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) ただいま上程されました議第63号財産の取得について説明申し上げます。 本案は、富士宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、財産の取得について市議会の議決をお願いするものであります。 取得しようとする財産は、富士宮市土地開発公社所有の(仮称)富士山カルチャーパーク整備事業用地9万7,796.36平方メートルで、取得価格は4億6,432万8,814円であります。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○議長(望月光雄議員) 当局からの説明は終わりました。 これより質疑を許します。御質疑ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております議第63号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議第63号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより議第63号に対する討論に入ります。討論ありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第63号財産の取得についてを採決します。 議第63号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議第63号財産の取得については、原案のとおり可決されました。 △日程第9 議決第4号 地震財特法の延長に関する意見書の提出について ○議長(望月光雄議員) 次に、日程第9 議決第4号地震財特法の延長に関する意見書の提出についてを議題とします。 これより本案の提出者であります議会運営委員会委員長から提案理由の説明を求めます。 議会運営委員会委員長。               〔16番 佐野源彦議員 登壇〕 ◆16番(佐野源彦議員) 地震財特法の延長に関する意見書の提出について、議案書の朗読をもって提案理由とさせていただきます。 議決第4号           地震財特法の延長に関する意見書の提出について 地方自治法第99条の規定により、地震財特法の延長に関する意見書を提出するものとする。  平成26年10月8日提出                    提出者 富士宮市議会議会運営委員会委員長 佐野源彦               地震財特法の延長に関する意見書 東海地震に備えて、地震防災対策強化地域である本市は、静岡県が作成した地震対策緊急整備事業計画に基づき、各般にわたる地震対策を鋭意講じているところである。 この計画は平成26年度末で期限切れを迎えるが、限られた期間内に緊急に整備すべき必要最小限の事業をもって策定されていることから、今後実施すべき事業が数多く残されている。 また、東日本大震災を初めとする近年の国内外における大地震により得られた教訓を踏まえ、県及び市町が一体となって緊急輸送道路・津波防災施設・山崩れ防止施設・避難地・避難路・消防施設の整備、公共施設の耐震化等をより一層推進する必要が生じている。 したがって、東海地震による災害から地域住民の生命と財産の安全を確保するためには、地震対策緊急整備事業計画の充実と期間の延長を図り、これらの事業を迅速かつ的確に実施することにより、地震対策の一層の充実に努めていかなければならない。 よって、国においては、地震対策緊急整備事業計画の根拠となっている「地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」を延長するように強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成26年10月8日                                    静岡県富士宮市議会  衆 議 院議長  参 議 院議長  内閣総理大臣  総 務 大 臣  財 務 大 臣  文部科学大臣  厚生労働大臣       殿  農林水産大臣  国土交通大臣  内閣府特命担当大臣(防災)  消 防 庁長官  林 野 庁長官  水 産 庁長官 以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(望月光雄議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第4号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第4号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。 これより議決第4号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第4号地震財特法の延長に関する意見書の提出についてを採決します。 議決第4号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第4号地震財特法の延長に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いいたします。 △日程第10 議決第5号 手話言語法制定を求める意見書の提出について ○議長(望月光雄議員) 次に、日程第10 議決第5号手話言語法制定を求める意見書の提出についてを議題とします。 これより本案の提出者であります環境厚生委員会委員長から提案理由の説明を求めます。 環境厚生委員会委員長。               〔10番 諏訪部孝敏議員 登壇〕 ◆10番(諏訪部孝敏議員) 手話言語法制定を求める意見書の提出について、議案書の朗読をもって提案理由とさせていただきます。 議決第5号            手話言語法制定を求める意見書の提出について 地方自治法第99条の規定により、手話言語法制定を求める意見書を提出するものとする。  平成26年10月8日提出                   提出者 富士宮市議会環境厚生委員会委員長 諏訪部孝敏               手話言語法制定を求める意見書 手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系をもつ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの音声言語同様に、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。 しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があった。 平成18年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」であることが明記されている。 障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、平成23年8月に成立した「改正障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。 また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務づけており、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。 よって、国においては、下記事項を講じられるよう強く求める。                      記1 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、 手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備 を目的とした「手話言語法」を制定すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成26年10月8日                                    静岡県富士宮市議会  衆 議 院議長  参 議 院議長  内閣総理大臣               殿  総 務 大 臣  文部科学大臣  厚生労働大臣 以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(望月光雄議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第5号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第5号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。 これより議決第5号に対する討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第5号手話言語法制定を求める意見書の提出についてを採決します。 議決第5号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(望月光雄議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第5号手話言語法制定を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いいたします。 以上で本日の日程は全部終了しました。 これをもちまして、9月定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。 ここで、平成26年9月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 今定例会では、平成25年度一般会計、特別会計及び企業会計各決算認定が行われました。市民生活に直結した環境、福祉、教育等さまざまな議論がありました。今後、議会の関心も高まると思われます。当局におかれましては、本会議及び委員会における各議員から出されました意見や要望等の趣旨を十分尊重され、市政に反映されますよう強く要望いたします。 これから秋も深まる折から、皆様方におかれましてはくれぐれも御自愛くださり、市政発展のために御活躍くださいますよう御祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。市長。              〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 議長のお許しをいただきましたので、市議会9月定例会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 去る9月16日の開会以来本日まで、議員各位におかれましては、提案申し上げました重要案件につきまして連日にわたり御審議をいただき、まことにありがとうございました。御決定をいただきました案件の執行に当たりましては、職員ともども十分な注意をもって処理してまいるとともに、今議会における議員各位の御意見、御提言、御要望につきましては、真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。今後とも議員各位の御理解と御協力をいただきながら、市民の期待に応え、市政の進展に努力してまいる所存であります。 議員各位におかれましては、健康には十分御留意の上、御活躍くださいますようお願いいたしまして、9月定例会の閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。 ○議長(望月光雄議員) 以上をもちまして平成26年富士宮市議会月定例会を閉会いたします。 傍聴者の皆さんもありがとうございました。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(望月光雄議員) 礼。 御苦労さまでした。                                     午前10時48分閉会...